
海岸快適施設整備
5−1. 海岸緑地整備
海岸施設では、海浜公園等の緑地を有する空間を隣接するかたちで整備し、特に、車椅子使用者、視覚障害者の利用も考慮し計画すべきである。
《解説》
先天的視覚障害児の学習は、触ることから始まると言われており、木肌のおもしろいもの、実のなる木、葉のかたちのおもしろいものを、その環境に則し適用できる範囲で整備し、視覚障害者をはじめ車椅子でも触ることの可能なスペースを確保する必要がある。
花や葉の特徴的なものを表5−1−1に示す。弱視の人に対しては、識別しやすい黄色を取り入れた花壇、棚もしくは黄色の花を植える等、識別しやすい歩行導線を確保すべきである。
表5−1−1花や葉の特徴的なもの

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